税法について日々考えていること

法律

税法について日々考えていること

現在会計事務所に勤務している税理士です。
毎年税制改正が行われますが、その中で例年のように大きな改正項目となっているのは、住宅借入金等特別税額控除、いわゆる「住宅ローン減税」です。
住宅を新築したり、購入して、銀行などから借り入れをした場合に、住宅の種類と購入金額、住宅ローンの額に応じて所得税の減税を受けられる制度です。
一時期は住宅を取得してから最長15年の長い期間にわたって減税を受けられました。
ここ数年は期間は10年間ですが、住宅の種類が「認定長期優良住宅」などの一定の基準を満たしたエコな住宅を取得すれば、それ以外の住宅を取得したときよりも減税を受けることができる金額が大きくなります。
そして、消費税が5%から8%に増税したときに、住宅の需要が減る懸念に考慮して減税額が拡大されたように、2019年に消費税が10%に増税されるときにも、減税額が拡大される可能性があります。
このように、一つの税が増税されると、他の税が減税されるような相互の影響があり、それを決めるのは国会です。
税法も法律だということを、皆さんにも強く意識していただいて、政治にも関心を持っていただければと思います。